無理しない無骨キャンプを目指す―ヒロシ風キャンプのススメ―

ヒロシ流キャンプ

「無骨さ」と聞くと、力強さやハードなキャンプを思い浮かべる方も多いでしょう。でも、年齢を重ねた今だからこそ見えてくる“ちょうどいい無骨さ”があります。本記事では、ヒロシさんのようなソロキャンプに憧れながらも、シニアならではの体力や経験を活かし、無理をせず自然と向き合う「マイルド無骨キャンプ」の魅力と実践法をお届けします。

1. 無骨=過酷ではない。シニアこそ似合う“静かな無骨さ”

無骨キャンプといえば、焚き火に包まれながら静かに座るヒロシさんの姿が思い浮かびます。派手な演出もなければ、装飾的な道具もない。ただ「静かにそこにいる」ことの美学が、彼のキャンプスタイルには詰まっています。

私も若いころは、重装備や斧を振るうキャンプに憧れたものです。けれど、五十代を越えてから、疲れにくさや撤収の簡便さが何より大事になってきました。それでも、無骨さは捨てたくない――。そんな思いからたどり着いたのが、「無理しない無骨キャンプ」でした。

このスタイルでは、背伸びをせずに済む道具選びと、気負わない過ごし方が肝心です。焚き火ひとつにしても、出来れば薪を割らずに済む広葉樹の端材や、小枝を拾ってじっくり燃やすほうが、よほど落ち着いた時間が流れます。無骨とは“がんばること”ではなく、“そぎ落とすこと”だと、今では感じています。

2. 無理のない装備で“ちょっと本格”を楽しむ

装備の軽量化や簡便化は、シニアキャンプの基本です。ただし、ただの「省略」では味気なく、どこかに“こだわり”の火を灯しておくことが、無骨さを引き立ててくれます。

焚き火台は「ピコグリル398」がちょうどいい

たとえば焚き火台。ヒロシさんも愛用する「ピコグリル398」は、まさに“ちょうどいい”の代表格。畳めばA4サイズのコンパクトさなのに、薪がきれいに収まり、五徳を乗せて調理までできる。重すぎず、扱いも簡単。組み立ても直感的で、老眼でも苦にならない(笑)。大きな焚き火台では、もて余してしまうこともあるシニア世代には、過不足ない相棒になるはずです。

調理は「バウルー」で気楽に楽しむ

調理も難しく考える必要はありません。バウルー(シングル)は、パンを挟んで焼くだけで“ごちそう”に早変わり。中にベーコンとチーズを入れるだけで、香ばしくて、少し背徳的な味わいに。外で食べる贅沢とは、こういうことなのかと再認識します。

どちらの道具も、気取らず・過剰でなく、でも「ちょっとだけ本格的」。これが、無理しない無骨キャンプの真骨頂です。

3. “黙って座る”贅沢──年齢を重ねたからこそのソロキャンプの味わい

ヒロシさんの動画のなかで、彼がただ焚き火の前で黙って座っている時間が好きだ、という趣旨の言葉があります。昔はそれを「間がもたないのでは」と思ったこともありましたが、今ではその気持ちがよく分かります。

都会での生活では、黙っていると「元気がない」「話しかけないと悪い」などと思われがちです。でも、山の中では違う。黙って座り、火を見つめていると、どこか自分の中の“若さ”のようなものがふと顔を出してくる。これは、人生経験を積んできた私たちだからこそ感じ取れる、贅沢な時間ではないでしょうか。

また、無理のない静けさは、安全にもつながります。道具を最低限にして、手順をシンプルにすれば、ミスが起きにくくなり、余裕が生まれます。ソロキャンプは、他人の目がないぶん、自分でリスク管理をする必要があるからこそ、「無理しない」は重要なキーワードです。

そのうえで、自分なりのスタイルが自然と出来上がってくる。雨が降ったら降ったで、雨音を聞きながらの焚き火が何よりの贅沢。パチパチという音と、しとしと落ちる雨音。ヒロシさんも、あえて雨のキャンプに行くと話していたことがありましたが、それは“濡れるから避ける”という常識を軽く超えて、自然と一体になっていく感覚に近いのかもしれません

プロフィール
morio

著者の名前 morio
 四国お遍路の体験ブログをやりはじめて半年が経った定年おじさんです。
 読書をして現地を訪ねたブログ「本に出ていた場所に行く」も数点出しました。
 今後は趣味のキャンプとヤマメ釣り、居酒屋巡りなども書き綴っていきます。
 

著者情報
・出身 :北海道
・年齢 :67歳(1958年生まれ)
・趣味 :読書、渓流釣り、キャンプ、居酒屋巡り

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